宅建マスター(宅地建物取引士試験)

ID: past-2023-01 · 権利関係 · single

令和5年度 第1問・権利関係(Aが自己所有の甲土地をBに売却する契…)

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執筆者宅建マスター編集部
更新日2026年5月19日
主な参照元不動産適正取引推進機構(RETIO)国土交通省

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問題

Aが自己所有の甲土地をBに売却する契約を締結した場合の意思表示に関する記述として、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) AがBに騙されて契約した場合、AはBに対してのみ取消しを主張でき、第三者には主張できない
  2. (2) AがBに強迫されて契約した場合、Aは取消し前に現れた善意の第三者にも取消しを対抗できる
  3. (3) AがBと通謀して仮装売買をした場合、Aはその事情を知らない善意の第三者に対しても無効を主張できる
  4. (4) AがBの詐欺を理由に取消した後に土地を取得したCには、Aが先に登記を備えていなくてもAが勝つ

正答

正答は (1) です。

解説

強迫による取消しは、善意の第三者にも対抗できます(民法96条3項の反対解釈)。詐欺による取消しは善意無過失の第三者には対抗できません。通謀虚偽表示の無効は善意の第三者には対抗できません(民法94条2項)。取消し後の第三者との関係は対抗問題となり登記が必要です。