宅建の合格率は?年度別の傾向と合格ラインの読み方

宅建試験の合格率は、RETIOが合格発表後に公表する「合格者数÷受験者数×100」です。近年は17〜19%前後で推移し、令和7年度(2025年度)は18.7%(受験者245,462人・合格者45,821人)、令和6年度は18.6%でした。たとえば2026年6月11日に学習を始めるなら10月18日(日)試験まで残り約18週、合格率の数字より模試36点以上を2回連続で取れるかを優先してください。

この記事の信頼性について

執筆宅建マスター編集部(宅建試験対策サイトの編集チーム)
確認公式情報確認担当(公開前に一次情報との照合を行う担当者)
事実確認日2026-06-11
主な参照元

1合格率の計算とRETIOでの確認

合格率は「合格者数÷受験者数×100(%)」で算出され、試験実施後にRETIOが公表します。受験前にはその年度の合格率は分からず、合格発表と同時に受験者数・合格者数・合格率がセットで出ます。たとえば令和7年度は245,462人が受験し45,821人が合格——18.7%と発表されました。

確認項目公表タイミング用途
受験者数合格発表時受験規模の把握
合格者数合格発表時合格者規模の把握
合格率(%)合格発表時年度比較の参考
合格基準点合格発表時自己採点との照合

一般受験者(50問)と登録講習修了者(45問)では受験者数・合格率が分けて公表されます。令和7年度の一般受験者は194,542人・合格率17.2%、講習修了者は50,920人・24.2%でした。本記事の「全体」は50問受験者を含む合算値です。最新数値はRETIOの実施結果が正本です。

2近年の合格率・受験者数の推移

宅建は受験者20万人超の大規模試験で、合格率は15〜19%前後で動きます。令和6・7年度は18%台に乗り、令和5年度以前の17%台よりやや高い水準が続いています。具体例として令和5年度17.2%から令和7年度18.7%へ——2ポイント弱の差は、個人の合格可能性を直接上下させる数字ではありません。

年度(例)受験者数合格率合格基準点
令和7年度(2025)245,462人18.7%33点
令和6年度(2024)241,436人18.6%37点
令和5年度(2023)251,147人17.2%36点
令和4年度(2022)249,686人17.0%36点

受験者数が増えても合格率が横ばいの年は、合格基準点が下がる場合があります(R7は33点)。逆に問題が易化して得点が伸びる年は基準点が上がり(R6は37点)、合格率は大きくは動きません。年度比較は直近3回分をメモする程度に留め、学習時間の大半は過去問演習に使ってください。

3合格率と合格基準点の関係

合格率と合格基準点は別指標ですが、どちらも試験後の得点分布からRETIOが設定します。合格率おおむね15〜18%前後になるよう合格基準点を調整するため、「合格率18%だから合格点は9点」といった単純計算は成り立ちません(50問満点・1問1点)。一例としてR6は合格率18.6%・基準点37点、R7は18.7%・33点——合格率は近いのに基準点は4点差です。

指標意味学習での使い方
合格率受験者全体の合格割合モチベーション参考(1日5分)
合格基準点その回の総合合格ライン自己採点との照合
模試得点個人の現在実力週次で最優先

合格基準点の決め方と36点設計は関連記事の合格点ガイドで詳述しています。合格率を気にする時間は短くし、50問120分の模試で4分野別正答数を記録する方が対策に直結します。SNSの「過去最低合格率」などの見出しは、RETIO公表値と照合してから判断してください。

4学習計画への活かし方

合格率データは「自分も約15〜19%の一人」という長期モチベーションと、申込・会場混雑への備え(受験者20万人超の年は早めの申込)に使うのが現実的です。例として週12時間しか確保できない場合、5分の合格率確認より過去問15問(90分)を優先します。

週の作業時間目安内容
月曜5分RETIO最新公表値の確認
水・土各90分50問120分模試 or 過去問25問
日曜30分4分野別正答数を表に転記
隔週15分最弱分野に+3時間を翌週配分

模試32点で業法12問以下が続く週は、合格率17%か18%かは関係ありません。業法過去問20問の解き直しに週3時間追加する方が得点効率が高いです。再受験者も受験者数に含まれるため、前回の誤答リストから始めて問題ありません。受験者数が増えた年は会場が遠くなることもあるので、7月の申込期間中に手続きを済ませてください。

5合格率に関する誤解と次の一手

合格率は参考統計であり、個人の模試得点とは直接結びつきません。具体例として「合格率18%だから自分も82%落ちる」という考え方は誤りです。模試36点を2回取れている学習者は、統計上の18%より合格に近い状態と言えます。

誤解実際
合格率が低い=自分も無理個人の得点・弱点次第
再受験者は集計外受験者数に含まれる
合格率が高い年=簡単合格基準点も上がる年がある
合格者の勉強時間をそのまま真似前提知識・属性が異なる

次の一手は過去問2回分の4分野別採点です。正答率が最も低い分野に週3時間を追加してください。合格率の確認は月1回・5分で足ります。残り時間は合格点ガイドの36点設計とあわせ、誤答解き直しに充ててください。

6よくある質問

宅建の合格率は何%くらいですか?
年度により変動します。令和7年度(2025年度)は18.7%、令和6年度は18.6%、令和5年度は17.2%とRETIOが公表しています。15〜19%前後で推移することが多いですが、古い数字の暗記より最新3回分の確認が有効です。一例として合格発表後5分でRETIOの実施結果を開き、受験者数・合格率・合格基準点を1行メモしてください。学習優先度は、自分の模試が36点以上かどうかです。
合格率と合格点の関係は?
合格率は「何人が合格したか」の割合、合格基準点は「何点以上で合格か」の得点ラインです。どちらも試験後の得点分布からRETIOが決めます。例としてR6は合格率18.6%・基準点37点、R7は18.7%・33点——合格率が近くても基準点は4点動きます。学習中は合格基準点の推移を合格点ガイドで確認し、模試では36点以上を個人目標にしてください。合格率だけを見て勉強量を増減する必要はありません。
再受験者は合格率に含まれますか?
はい。受験者数・合格者数の双方に再受験者が含まれます。再受験だから合格率統計上不利、ということはありません。具体例として前回模試30点で業法10問・権利8問だった場合、再受験では誤答20問のうち業法6問・権利4問に70%の時間を配分する——初回より短期間で36点ラインに届く計画が立てやすくなります。前回の受験票・誤答ノートを最初に開き、新規通読より解き直しから始めてください。

記事の基本情報

ジャンル合格・難易度
タグ合格率

公式情報の確認

公式情報の確認:宅地建物取引士試験の最新情報は、不動産適正取引推進機構(RETIO)などの公式情報を必ず確認してください。本人に割り当てられた試験会場は受験票の表記が正本です。