宅建の合格点は何点?合格ラインの考え方と目標点の作り方
宅建試験の合格基準点は、受験前には公表されず、試験後に得点分布をもとにRETIOが決定します。50問・1問1点・120分(13:00〜15:00)の試験で、近年の合格基準点は31〜38点の幅で推移し、令和6年度(2024年度)は37点、令和7年度(2025年度)は33点でした。
この記事の信頼性について
| 執筆 | 宅建マスター編集部(宅建試験対策サイトの編集チーム) |
|---|---|
| 確認 | 公式情報確認担当(公開前に一次情報との照合を行う担当者) |
| 事実確認日 | 2026-06-11 |
| 主な参照元 |
1合格基準点は試験後に決まる
宅建試験(50問・一般受験者)の合格可否は、分野別の足切りではなく総合点で判定されます。合格基準点そのものは試験当日まで不明で、実施後に全受験者の得点分布を集計し、RETIOが合格率おおむね15〜18%前後になるよう設定して公表します。たとえば令和7年度(2025年度)の合格基準点は33点、令和6年度は37点、令和5年度は36点——同じ50問満点でも年度で3〜4点動くため、「35点固定」と覚えないことが重要です。
| 年度(例) | 合格基準点 | 備考 |
|---|---|---|
| 令和7年度(2025) | 33点 | 問題難化で基準点が下がった例 |
| 令和6年度(2024) | 37点 | 得点が伸び基準点も上がった例 |
| 令和5年度(2023) | 36点 | おおむね標準的な水準 |
| 学習中の目安 | 36〜38点 | 基準点の上下2〜3点を吸収する余裕 |
5年以上の実務経験者など35問受験の枠では、別途合格基準点が併記される場合があります。一般受験者は50問すべてが対象なので、本記事の表は50問前提で読んでください。最新の合格基準点・合格率はRETIOの合格発表ページが正本です。
2学習中の目標点は36〜38点
合格基準点は年度で上下するため、学習中は「ぎりぎり35点」ではなく36〜38点を安定して取る設計が安全です。具体例として9月の模試で34点だった場合、残り4週で+2点——誤答12問のうち知識不足6問だけ解き直せば届く計算になります。
| 学習フェーズ | 総合点の目安 | 次にやること |
|---|---|---|
| 基礎固め(〜7月) | 28〜32点 | テキスト通読+過去問週15問 |
| 演習期(8〜9月) | 33〜35点 | 50問120分を月2回、4分野別記録 |
| 直前期(10月) | 36〜38点×2回 | 誤答解き直し、新規教材は増やさない |
37点が基準だった令和6年度でも、模試38点なら本番の難化に多少余裕が残ります。逆に33点基準の年でも、模試31点ではケアレス2問+弱点1問で届かないリスクがあります。合格率の数字より、自分の模試得点が2回連続で36点以上かどうかを優先してください。
34分野別の目標正答数(36点設計)
分野別の合格基準点はありませんが、出題数に比例した目標正答数を決めると総合点が崩れにくくなります。50問の出題配分は業法20・権利14・法令8・税8問(RETIO要項が正本)です。一例として総合36点を狙うなら、業法14問・権利10問・法令6問・税6問——合計36問正解の配分表をノート1ページに書きます。
| 分野 | 出題数 | 36点狙い | 最低ライン(70%) |
|---|---|---|---|
| 宅建業法 | 20問 | 14問 | 11問 |
| 権利関係 | 14問 | 10問 | 7問 |
| 法令上の制限 | 8問 | 6問 | 4問 |
| 税・その他 | 8問 | 6問 | 4問 |
例として業法11問・権利12問なら総合36点は可能です。2分野同時に最低ライン(11-7-4-4)を割る週だけは、復習順を業法→権利に固定してください。35条・37条・報酬・広告規制は業法の中核です。ここで落とした問は用語解説で必ず戻します。法令・税は直前2週間に数字表で確認すると得点が安定しやすい分野です。
4模試・過去問の得点記録
模試の総合点だけ見ると、弱点分野とケアレスミスの区別がつきません。具体例として8月10日と8月24日の2回で「業法13・権利9・法令5・税5=32点」が続いたら、業法+2問・権利+1問が最優先——翌2週間は業法過去問20問+35条関連用語10語に絞ります。
| 記録項目 | 記録例 | 活かし方 |
|---|---|---|
| 日付・問題源 | 8/24 過去問2024 | 2週間後に同セット再挑戦 |
| 4分野正答数 | 13-9-5-5 | 最低ライン割れを特定 |
| ケアレス | 2問(設問読み違え) | 本番前に別枠で解き直し |
| 知識不足 | 6問(権利4・業法2) | テキスト該当章に戻る |
50問120分で時間を計り、1問あたり平均2分24秒以内を目安にします。2回連続で同じ論点(抵当権・借地借家・用途地域など)を誤る場合は、比較表で似た用語を並べて整理すると再発が減ります。スプレッドシートに4分野×日付で入力しておくと、9月以降の伸びが一目で分かります。模試目標36点以上の記録には、宅建士の模試・一問一答3選 で模試冊と一問一答の役割分担を確認してから週1回の120分演習に組み込むと判断しやすいです。
5直前期の得点帯別対策
直前1か月は新しい参考書を増やさず、直近2回の模試で落とした問だけを解き直します。
- 一例として10月直前の模試が35点なら
- 誤答15問のうち知識不足8問に絞り
- 業法4問・権利3問・法令1問を1週間で戻す——+3点で38点まで届く計画が現実的
| 模試得点 | 優先対策 | 避けること |
|---|---|---|
| 32点以下 | 業法・権利の一問一答+頻出過去問 | 法令・税の新規暗記の詰め込み |
| 33〜35点 | 誤答15問の解き直し(50問120分) | 未着手分野の通読開始 |
| 36〜38点 | 数字・統計・税の最終確認 | 全分野均等の追い込み |
| 39点以上 | 時間配分とケアレス2問の洗い出し | 過度な問題集追加 |
30点台前半でも残り4週の集中で36点ラインに届く例は多いです。逆に模試36点でも業法10問以下が2回続く場合は要注意です。本番で権利・法令が取れても総合点が足りないパターンがあるため、業法だけ週2時間追加し35条・報酬の誤答を解き直してください。試験前日は暗記より睡眠と持ち物・会場確認を優先します。会場名は受験票の表記が正本です。
6よくある質問
宅建の合格点は毎年決まっていますか?
分野別に合格点はありますか?
模試で30点台前半なら合格できますか?
記事の基本情報
| ジャンル | 合格・難易度 |
|---|---|
| タグ | 合格ライン |
公式情報の確認
公式情報の確認:宅地建物取引士試験の最新情報は、不動産適正取引推進機構(RETIO)などの公式情報を必ず確認してください。本人に割り当てられた試験会場は受験票の表記が正本です。