宅建マスター(宅地建物取引士試験)

ID: past-2017-08 · 権利関係 · single

平成29年度 第8問・権利関係(A)

この記事の信頼性について

執筆者宅建マスター編集部
更新日2026年5月19日
主な参照元不動産適正取引推進機構(RETIO)国土交通省

試験の日程・合格基準・法令改正は必ず公式情報でご確認ください。

問題

A、B、Cの3人がDに対して900万円の連帯債務を負っている場合についての以下の記述のうち、民法の規定と判例に照らすと、正しいものを選びなさい。なお、A、B、Cの負担部分は等しいものとして扱う。

選択肢

  1. (1) DがAに対して履行の請求をしたとき、B及びCがそのことを知らなければ、B及びCについては、その効力が生じない。
  2. (2) Aが、Dに対する債務と、Dに対して有する200万円の債権を対当額で相殺する旨の意思表示をDにしたとき、B及びCのDに対する連帯債務も200万円が消滅する。
  3. (3) Bのために時効が完成したとき、A及びCのDに対する連帯債務も時効によって全部消滅する。
  4. (4) CがDに対して100万円を弁済したときは、Cの負担部分の範囲内であるから、Cは、A 及びBに対して求償できない。

正答

正答は (2) です。

解説

正解は選択肢2です。この問はA、B、Cの3人がDに対して900万円の連帯債務を負っている場合について、問題文の条件を制度の要件・効果に当てはめる問題です。選択肢2の「Aが、Dに対する債務と、Dに対して有する200万円の債権を対当額で相殺する...」という内容が結論に合います。他の選択肢は、主体・手続・期間・効果などの点でずれています。