宅建マスター(宅地建物取引士試験)

ID: past-2019-08 · 権利関係 · single

令和1年度 第8問・権利関係(相続の承認と放棄に関する次の記述のう…)

この記事の信頼性について

執筆者宅建マスター編集部
更新日2026年5月19日
主な参照元不動産適正取引推進機構(RETIO)国土交通省

試験の日程・合格基準・法令改正は必ず公式情報でご確認ください。

問題

相続の承認と放棄に関する次の記述のうち、民法の規定によれば正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 相続人は自己のために相続開始があったことを知った時から3か月以内に承認または放棄しなければならない
  2. (2) 相続を単純承認すると、プラスの財産だけを相続し、マイナス(借金等)は引き継がない
  3. (3) 限定承認は相続人全員が共同して行う必要がある
  4. (4) 相続放棄は相続人が複数の場合、全員で行わなければならない

正答

正答は (2) です。

解説

限定承認(相続財産の範囲でのみ債務を引き受けること)は、相続人が複数いる場合は「全員が共同して」行わなければなりません(民法923条)。相続放棄は各相続人が単独でできます。相続放棄・承認の熟慮期間は「自己のために相続開始があったことを知った時から3か月以内」です(正しい)。単純承認するとプラスもマイナスも全て引き継ぎます。