令和4年度 第14問・権利関係(不動産の物権変動に関する次の記述のう…)
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この記事の信頼性について
| 執筆者 | 宅建マスター編集部 |
|---|---|
| 更新日 | 2026年5月19日 |
| 主な参照元 | 不動産適正取引推進機構(RETIO)、国土交通省 |
試験の日程・合格基準・法令改正は必ず公式情報でご確認ください。
問題
不動産の物権変動に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 同一不動産に関して二重売買が行われた場合、先に登記を備えた者が所有権を取得する
- (2) 登記が備えられた建物の賃借人は、賃借権を登記しなくても建物の引渡しを受ければ新しい所有者に対抗できる
- (3) 不法行為を行った占有者に対して所有権を対抗するには登記が必要である
- (4) 物権変動の対抗要件として登記が必要なのは売買によるものだけで、相続による取得は不要である
正答
正答は (1) です。
解説
建物の賃借人は賃借権の登記がなくても、建物の引渡し(実際に使い始めること)を受ければ新しい所有者に「私が借主です」と対抗できます(借地借家法31条)。二重売買では登記の先後で勝敗が決まります(正しい)。不法行為者には登記なく所有権を主張できます。相続も他の相続人への対抗には登記が必要な場合があります(判例)。