実践演習 · レベル3 · 権利関係

実践演習・権利関係(債権総論・保証・相殺)|AはBに対して1000万円の金銭消費貸借契約を締結した(弁済期:1年後)…

AはBに対して1000万円の金銭消費貸借契約を締結した(弁済期:1年後)。BはAに「友人CがBのために保証人になってくれると言っている」と伝え、Aはこれを信じてCが保証人だと思っていた。実際にはCは保証人になっておらず、保証契約書も作成されていなかった。弁済期にBが返済できなかった場合に関する記述として民法の規定によれば正しいものはどれか。

この記事の信頼性について

執筆者宅建マスター編集部
更新日2026年5月19日
主な参照元不動産適正取引推進機構(RETIO)国土交通省

試験の日程・合格基準・法令改正は必ず公式情報でご確認ください。

問題

AはBに対して1000万円の金銭消費貸借契約を締結した(弁済期:1年後)。BはAに「友人CがBのために保証人になってくれると言っている」と伝え、Aはこれを信じてCが保証人だと思っていた。実際にはCは保証人になっておらず、保証契約書も作成されていなかった。弁済期にBが返済できなかった場合に関する記述として民法の規定によれば正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) CはBが「保証人になる」と言ったのだから保証債務を負う
  2. (2) 保証契約は書面でしなければその効力が生じない(民法446条2項)。Cが保証契約書に署名・捺印していなければ保証契約は成立せず、CはAに対して保証債務を負わない
  3. (3) 口頭での保証約束でも有効
  4. (4) AはBのCへの言及を信じて貸したのだからCに責任がある

正答

正答は (1) です。

解説

保証契約は書面(または電磁的記録)によってしなければその効力を生じません(民法446条2項)。

他の選択肢

  • (2)

    根拠の記述が異なります。解説では「その効力を生じません(民法」が根拠ですが、(2)は「ばその効力が生じない(民法」を根拠とする内容です

  • (3)

    権利関係の基準と照らすと正答になりません。正答(1)「CはBが「保証人になる」と言ったのだから保証債務を負う」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。特に「口頭での保証約束でも有効」の部分は、正答「CはBが「保証人になる」と言ったのだから保証債務を負う」と両立しない限定語・主体・手順がないか確認してください

  • (4)

    作業主任者の選任が必要な作業の組合せ(CB)を含んでいません。解説のとおり、該当作業と非該当作業の区別を確認してください

学習のヒント

分野「権利関係」の問題です。正しいものを問う設問では、限定語・主体・手続の条件を順に確認します。誤った肢は、どの条件・主体・数字がずれているかを一行メモしてください。保証契約は書面(または電磁的記録)によってしなければその効力を生じません(民法446条2項)。

図解つきの詳しい解説はアプリの実践演習で表示できます。