宅建マスター(宅地建物取引士試験)

ID: past-2018-03 · 権利関係 · single

平成30年度 第3問・権利関係(AとBとの間で)

この記事の信頼性について

執筆者宅建マスター編集部
更新日2026年5月19日
主な参照元不動産適正取引推進機構(RETIO)国土交通省

試験の日程・合格基準・法令改正は必ず公式情報でご確認ください。

問題

AとBとの間で、 5か月後に実施される試験(以下、本問では「本件試験」 という。)にBが合格したときにはA所有の甲建物をBに贈与する旨を書面で約した(以下、本問では「本件約定」という。)。この場合における以下の記述のうち、民法の規定と判例に照らすと、誤っているものを選びなさい。

選択肢

  1. (1) 本件約定は、停止条件付贈与契約である。
  2. (2) 本件約定の後、Aの放火により甲建物が滅失し、その後にBが本件試験に合格したとき、AはBに対して損害賠償責任を負う。
  3. (3) Bは、本件試験に合格したときは、本件約定の時点にさかのぼって甲建物の所有権を取得する。
  4. (4) 本件約定の時点でAに意思能力がなかった場合、Bは、本件試験に合格しても、本件約定に基づき甲建物の所有権を取得できない。

正答

正答は (3) です。

解説

正解は選択肢3です。この問は権利関係について、問題文の条件を制度の要件・効果に当てはめる問題です。選択肢3の「Bは、本件試験に合格したときは、本件約定の時点にさかのぼって甲建物の所有権を取...」という内容が結論に合います。他の選択肢は、主体・手続・期間・効果などの点でずれています。