宅建マスター(宅地建物取引士試験)

ID: past-2018-09 · 権利関係 · single

平成30年度 第9問・権利関係(Aは)

この記事の信頼性について

執筆者宅建マスター編集部
更新日2026年5月19日
主な参照元不動産適正取引推進機構(RETIO)国土交通省

試験の日程・合格基準・法令改正は必ず公式情報でご確認ください。

問題

Aは、平成30年10月1日、A所有の甲土地につき、Bとの間で、代金1,000万円、支払期日を同年12月1日とする売買契約を締結した。この場合の相殺についての以下の記述のうち、民法の規定と判例に照らすと、正しいものを選びなさい。

選択肢

  1. (1) BがAに対して同年12月31日を支払期日とする貸金債権を有しているときは、Bは同年12月1日に売買代金債務と当該貸金債権を対当額で相殺できる。
  2. (2) 同年11月1日にAの売買代金債権がAの債権者Cにより差し押さえられでも、Bは、同年11月2日から12月1日までの間にAに対する別の債権を取得したときは、同年12月 1日に売買代金債務と当該債権を対当額で相殺できる。
  3. (3) 同年10月10日、BがAの自動車事故によって被害を受け、Aに対して不法行為に基づく損害賠償債権を取得したときは、Bは売買代金債務と当該損害賠償債権を対当額で相殺することカtできる。
  4. (4) BがAに対し同年9月30日に消滅時効の期限が到来する貸金債権を有していたときは、Aが当該消滅時効を援用したとしても、Bは売買代金債務と当該貸金債権を対当額で相殺できる。

正答

正答は (3) です。

解説

正解は選択肢3です。この問は権利関係について、問題文の条件を制度の要件・効果に当てはめる問題です。選択肢3の「同年10月10日、BがAの自動車事故によって被害を受け、Aに対して不法行為...」という内容が結論に合います。他の選択肢は、主体・手続・期間・効果などの点でずれています。