宅建マスター(宅地建物取引士試験)

ID: past-2020-14 · 権利関係 · single

令和2年度 第14問・権利関係(民法に規定する時効に関する次の記述の…)

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執筆者宅建マスター編集部
更新日2026年5月19日
主な参照元不動産適正取引推進機構(RETIO)国土交通省

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問題

民法に規定する時効に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 取得時効は、所有の意思をもって平穏・公然に他人の物を占有し続けることで完成する
  2. (2) 消滅時効は中断事由がなければ時効完成を止められない
  3. (3) 時効が完成しても援用(使います!の意思表示)がなければ効力は生じない
  4. (4) 時効の完成後に自ら義務を認めた(承認)場合は時効援用の効力が発生しない

正答

正答は (2) です。

解説

時効は完成しただけでは効力が生じず、当事者が「時効を援用する(使います!)」という意思表示をしてはじめて効力が発生します(民法145条)。取得時効は「所有の意思をもって平穏・公然に10年(善意無過失)または20年(それ以外)占有」で完成します。時効中断(更新)事由(請求・差押え・承認等)があれば時効の進行がリセットされます。