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実践演習 · 税・その他

宅地建物取引士試験 実践演習 第866問(税・その他)

Aは10年前に2000万円で購入した居住用マンション(所有期間10年2か月)を3500万円で売却した。取得費用(仲介手数料等含む)は2100万円、譲渡費用は130万円であった。AはこのマンションをB(Aの母)に売却した。この場合に関する記述として租税特別措置法の規定によれば正しいものはどれか。

問題

Aは10年前に2000万円で購入した居住用マンション(所有期間10年2か月)を3500万円で売却した。取得費用(仲介手数料等含む)は2100万円、譲渡費用は130万円であった。AはこのマンションをB(Aの母)に売却した。この場合に関する記述として租税特別措置法の規定によれば正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 居住用財産の3000万円特別控除の特例はAの母Bへの売却でも適用できる
  2. (2) 居住用財産の3000万円特別控除は配偶者・直系血族(子・親)・生計を一にする親族等への売却には適用できないため、Aの母Bへの売却には適用できない
  3. (3) 所有期間が10年を超えているため3000万円控除は不要で10年超軽減税率のみ適用できる
  4. (4) Aの母Bに売却した場合は消費税の課税対象となる

正答

正答は (2) です。

解説

譲渡所得:分離課税・長期は20%・3,000万円控除は3年に1回

正解の理由

土地・建物の譲渡所得は分離課税(申告分離課税)。長期(5年超)の税率は合計20%(所得税15%+住民税5%)。短期(5年以下)は39%(所得税30%+住民税9%)。3,000万円特別控除は前年・前々年に適用があれば使えません(3年に1回)。

(2) 居住用財産の3000万円特別控除は配偶者・直系血族(子・親)・生計を一にする親族等への売却には適用できないため、Aの母Bへの売却には適用できない

他の選択肢

  • (1) 居住用財産の3000万円特別控除の特例はAの母Bへの売却でも適用できる

    この肢は「居住用財産の3000万円特別控除の特例はAの母Bへの売却でも適用できる」と述べていますが、税・その他の基準では正しい記述ではありません。

    正答(2)「居住用財産の3000万円特別控除は配偶者・直系血族(子・親)・生計を一にする親族等への売却には適用できないため…」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「居住用財産の3000万円特別控除の特例はAの母Bへの売却でも適用できる」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (3) 所有期間が10年を超えているため3000万円控除は不要で10年超軽減税率のみ適用できる

    この肢は「所有期間が10年を超えているため3000万円控除は不要で10年超軽減税率のみ適用できる」と述べていますが、税・その他の基準では正しい記述ではありません。

    正答(2)「居住用財産の3000万円特別控除は配偶者・直系血族(子・親)・生計を一にする親族等への売却には適用できないため…」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「所有期間が10年を超えているため3000万円控除は不要で10年超軽減税率のみ適…」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (4) Aの母Bに売却した場合は消費税の課税対象となる

    この肢は「Aの母Bに売却した場合は消費税の課税対象となる」と述べていますが、税・その他の基準では正しい記述ではありません。

    正答(2)「居住用財産の3000万円特別控除は配偶者・直系血族(子・親)・生計を一にする親族等への売却には適用できないため…」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「Aの母Bに売却した場合は消費税の課税対象となる」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

学習のヒント

この問題で間違えた場合は、設問文の求め方(「正しいもの」「誤っているもの」「最も適切でないもの」)を最初に線引きしてください。正答・誤答それぞれについて、用語の定義と制度の前提を用語解説で確認し、復習リストや実践演習・一問一答と組み合わせて、同分野の過去問を解き直すと定着しやすくなります。

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