実践演習・権利関係(賃貸借・使用貸借)|賃借権の無断転貸と解除に関する判例の立場として正しいものはどれか
賃借権の無断転貸と解除に関する判例の立場として正しいものはどれか。
問題一覧 · 実践演習一覧 · 賃貸借・使用貸借まとめ · 権利関係 · 用語解説
この記事の信頼性について
| 執筆者 | 宅建マスター編集部 |
|---|---|
| 更新日 | 2026年5月19日 |
| 主な参照元 | 不動産適正取引推進機構(RETIO)、国土交通省 |
試験の日程・合格基準・法令改正は必ず公式情報でご確認ください。
問題
賃借権の無断転貸と解除に関する判例の立場として正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 無断転貸があれば直ちに解除できる
- (2) 無断転貸があっても信頼関係が破壊されていなければ解除できない
- (3) 無断転貸の事実があれば信頼関係破壊は推定される
- (4) 賃貸人の承諾なき転貸は常に無効
正答
正答は (1) です。
解説
他の選択肢
(2)
正答の解説と、主体・手続・効果のいずれかが一致していません。選択肢(2)「無断転貸があっても信頼関係が破壊されていなければ解除できない」は本問の正答(1)とは異なるため不適です
(3)
権利関係の基準と照らすと正答になりません。正答(1)「無断転貸があれば直ちに解除できる」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。特に「無断転貸の事実があれば信頼関係破壊は推定される」の部分は、正答「無断転貸があれば直ちに解除できる」と両立しない限定語・主体・手順がないか確認してください
(4)
権利関係の基準と照らすと正答になりません。正答(1)「無断転貸があれば直ちに解除できる」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。特に「賃貸人の承諾なき転貸は常に無効」の部分は、正答「無断転貸があれば直ちに解除できる」と両立しない限定語・主体・手順がないか確認してください
学習のヒント
分野「権利関係」の問題です。正しいものを問う設問では、限定語・主体・手続の条件を順に確認します。誤った肢は、どの条件・主体・数字がずれているかを一行メモしてください。賃借人が無断転貸をした場合でも、それが賃貸人に対する背信的行為と認めるに足りない特段の事情がある場合は解除できないとするのが判例の立場(信頼関係破壊理論)です(最判昭和28年9月25日)。
図解つきの詳しい解説はアプリの実践演習で表示できます。