平成28年度 第4問・権利関係(Aは)
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この記事の信頼性について
| 執筆者 | 宅建マスター編集部 |
|---|---|
| 更新日 | 2026年5月19日 |
| 主な参照元 | 不動産適正取引推進機構(RETIO)、国土交通省 |
試験の日程・合格基準・法令改正は必ず公式情報でご確認ください。
問題
Aは、A所有の甲土地にBから借り入れた3,000万円の担保として抵当権を設定した。この場合における以下の記述のうち、民法の規定と判例に照らすと、誤っているものを選びなさい。
選択肢
- (1) Aが甲土地に抵当権を設定した当時、甲土地上にA所有の建物があり、当該建物をAがCに売却した後、Bの抵当権が実行されてDが甲土地を競落したとき、DはCに対して、甲土地の明渡しを求めることはできない。
- (2) 甲土地上の建物が火災によって焼失してしまったが、当該建物に火災保険が付されていた場合、Bは、甲土地の抵当権に基づき、この火災保険契約に基づく損害保険金を請求できる。
- (3) AがEから500万円を借り入れ、これを担保するために甲土地にEを抵当権者とする第2 順位の抵当権を設定したとき、BとEが抵当権の順位を変更することに合意すれば、Aの同意がなくても、甲土地の抵当権の順位を変更できる。
- (4) Bの抵当権設定後、Aが第三者であるFに甲土地を売却したとき、FはBに対して、民法第383条所定の書面を送付して抵当権の消滅を請求できる。 一2-
正答
正答は (2) です。
解説
正解は選択肢2です。この問はAは、A所有の甲土地にBから借り入れた3,000万円の担保として抵当権を設定した。こについて、問題文の条件を制度の要件・効果に当てはめる問題です。選択肢2の「甲土地上の建物が火災によって焼失してしまったが、当該建物に火災保険が付されてい...」という内容が結論に合います。他の選択肢は、主体・手続・期間・効果などの点でずれています。