宅建の報酬額・速算式の攻略法|計算問題を落とさない

報酬額は宅建業法で毎年1問以上、計算または上限判断で出題される定番論点です。売買の速算式(400万円超は税別代金×3%+6万円)と、賃貸借の「1か月分以下」をセットで覚えるとケアレスミスが減ります。たとえば2026年6月11日に学習を始めるなら、10月18日(日)13:00〜15:00試験まで残り約18週——火曜速算式3問・木曜賃貸判断2問から入れます。

この記事の信頼性について

執筆宅建マスター編集部(宅建試験対策サイトの編集チーム)
確認公式情報確認担当(公開前に一次情報との照合を行う担当者)
事実確認日2026-06-11
主な参照元

1報酬1問の出方と業法20問での目標

報酬は業法20問のうち「落とさない1問」として毎年安定して出題されます。計算型と上限判断型があり、どちらも型暗記で得点源にできます。業法14問以上を狙う場合、報酬は確実に取るブロックです。業法全体の優先順は業法記事が詳しいため、ここでは報酬計算だけに絞ります。

取引試験の型目標
売買段階式・3%+6万速算3分以内に式を書く
交換5段階の速算式取引価額の区分を先に
賃貸借1か月分以下の判断文言で消去
双方媒介一方上限×2が合計上限満額×2と混同しない

たとえば8月15日の模試で業法13問/20問——報酬1問を落としていたら翌週は速算式カードを毎日10分追加し、媒介8種制限とは別ノートで管理します。告示の最新数字は公式テキストと照合してください(宅建業法46条・施行規則)。

2売買・交換の速算式

売買の媒介報酬上限は、税別取引代金の段階式です。400万円超では「代金×3%+6万円」の速算式が頻出です。交換は施行規則の5段階(200万・400万・1000万・5000万の境目)で別表になります。

売買(税別代金)上限の目安
200万円以下5%
200万超400万以下4%
400万超3%(速算:代金×3%+6万円)
双方媒介一方上限の合計が(3%+6万)×2まで

具体例として7月22日に取引代金3,000万円(税別)の売買——紙に「3000×3%+6万=96万円」と式を先に書き、200万・400万の境目カードを表裏で別色にすると段階取り違えが減ります。交換5段階の固定額はテキストの告示表が正本です。

3賃貸借の上限と消費税の読み方

賃貸借の媒介報酬(仲介手数料)は、原則1か月分以下です。計算より「上限を超えるか」の判断問題が多く、売買の速算式と同週に混ぜない運用が向きます。消費税は問題文の「税込み」「税抜き」「消費税考慮不要」を最初に下線します。

正しいイメージ誤答肢で多いパターン
1か月分以下2か月分請求できる
問題文の設定に従う礼金・保証金を無条件に含める
税別・税込を問題文どおり消費税を二重計算
借地・借家は別式売買の3%+6万を流用

一例として8月5日に賃貸報酬タグの過去問5問——「2か月分」「1.5か月分」の肢は1か月分ルールで消去し、売買計算は木曜、賃貸判断は火曜と曜日を分けます。借地・借家の上限式は用語解説「報酬の計算(売買)」とセットで確認してください。

45ステップ計算と18週ドリル

報酬計算は毎回同じ手順を紙に書くと、ケアレスミスが減ります。週10時間学習なら、報酬に週30分〜1時間(業法の一部)を固定します。

ステップやること
1売買・交換・賃貸をラベル
2200万・400万の区分を確認
3該当する速算式を書く
4計算結果と限度額を比較
5消費税を問題文どおり適用

例として18週のうち——平日3日×速算式3問(10分)+賃貸判断2問、土曜に報酬タグの過去問10問——模試で業法14問未満が2週続くなら報酬15問の解き直しを翌週最優先にします。50問120分模試では報酬1問を3分以内が目安です(時間配分記事参照)。報酬計算ドリルは、宅建士のおすすめ問題集3選 で業法・報酬タグの過去問解説を比較してから1冊に絞るとケアレスミスが減ります。

5ケアレス防止と直前2週間

報酬の失点は知識不足より、取引種別の取り違えと消費税の二重計算が多いです。直前2週間は新規章より、速算式カードと誤答解き直しに集中します。

失敗パターン対策
段階取り違え代金を200万/400万で先に区切る
消費税二重計算「税込み」「考慮不要」を下線
賃貸を売買式で計算取引種別を1行目に書く
双方満額×2と混同一方上限×2をカードに

具体例として10月4日〜17日は速算式カード10分と報酬誤答10問だけ——広告規制・利益提供禁止とは別ノートのまま維持し、他分野の新規インプットは止めます。電卓の可否はRETIO受験要項で確認し、手計算3問/日を本番まで続けてください。

6よくある質問

報酬の速算式は暗記必須ですか?
はい。売買・交換の計算問題では速算式と境界値がそのまま出ます。400万円超の売買は「税別代金×3%+6万円」をカード化し、200万・400万の境目を別色で強調してください。一例として毎朝速算式3問——式を紙に書いてから数字を代入する習慣を18週固定すると安定します。賃貸は「1か月分以下」の判断が優先で、速算式より文言暗記が中心です。
賃貸の報酬上限はどう覚えますか?
賃貸借の媒介報酬は原則1か月分以下です。過去問で「2か月分請求できる」などの誤答肢に慣れると、本番で消去しやすくなります。例として8月5日に賃貸報酬タグ5問——礼金・保証金を報酬に含めるかは問題文の設定に従い、売買の速算式とは別曜日に練習すると混同が減ります。借地・借家の上限は用語解説で別式を確認してください。
計算問題は電卓を使いますか?
試験会場では電卓の持込は原則不可です(RETIO受験要項が正本)。手計算でも解けるよう、桁の大きい例題は週1回練習します。具体例として3,000万円の売買——「3000×0.03+6=96万円」と式を先に書く練習を3問/日続けてください。模試もHB鉛筆のみで120分演習すると本番に近づきます。端数処理は過去問の正解肢の処理に合わせてください。

記事の基本情報

ジャンル試験概要
タグ報酬額

公式情報の確認

公式情報の確認:宅地建物取引士試験の最新情報は、不動産適正取引推進機構(RETIO)などの公式情報を必ず確認してください。本人に割り当てられた試験会場は受験票の表記が正本です。