宅建マスター(宅地建物取引士試験)

ID: past-2024-05 · 権利関係 · single

令和6年度 第5問・権利関係(抵当権に関する次の記述のうち)

この記事の信頼性について

執筆者宅建マスター編集部
更新日2026年5月19日
主な参照元不動産適正取引推進機構(RETIO)国土交通省

試験の日程・合格基準・法令改正は必ず公式情報でご確認ください。

問題

抵当権に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 抵当権者は抵当不動産の賃料に対して物上代位権を行使できるが、差押えは不要である
  2. (2) 抵当権設定後に所有者が建物を建築した場合、土地競売時に建物も一括競売できるが、優先弁済は土地分のみである
  3. (3) 抵当権は登記なくしては当事者間でも効力が生じない
  4. (4) 根抵当権の極度額の変更は後順位利害関係者の承諾が不要である

正答

正答は (1) です。

解説

抵当権設定後に建物が建てられた場合、土地と建物を一括競売できますが、優先弁済は土地の代金のみです(民法389条)。物上代位には差押えが必要です(1は誤り)。抵当権は当事者間では登記なくても成立します(3は誤り)。根抵当権の極度額変更には後順位利害関係者の承諾が必要です(4は誤り)。確認ポイントは、選択肢2の結論と、各選択肢の要件・効果の違いです。