宅地建物取引士試験の過去問・実践演習・一問一答と模試・模擬試験対策を、このサイトでまとめて学習できます。タブから他の演習モードへ移動できます。
宅地建物取引士試験 実践演習 第74問(権利関係)
不動産登記における仮登記の効力として正しいものはどれか。
問題
不動産登記における仮登記の効力として正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 仮登記だけで第三者に物権変動を対抗できる
- (2) 仮登記は本登記の順位保全効を持つ
- (3) 仮登記後は当該不動産の取引が禁止される
- (4) 仮登記は2年で自動的に失効する
正答
正答は (2) です。
解説
不動産登記:権利登記は共同申請・仮登記は順位保全・建物滅失は1か月以内
正解の理由
権利に関する登記は原則として登記権利者と登記義務者が共同申請します(不動産登記法60条)。仮登記は順位保全機能があるが完全な対抗力は本登記後です。建物滅失登記の申請義務は1か月以内(同法57条)。
(2) 仮登記は本登記の順位保全効を持つ
他の選択肢
(1) 仮登記だけで第三者に物権変動を対抗できる
この肢は「仮登記だけで第三者に物権変動を対抗できる」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。
正答(2)「仮登記は本登記の順位保全効を持つ」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「仮登記だけで第三者に物権変動を対抗できる」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(3) 仮登記後は当該不動産の取引が禁止される
この肢は「仮登記後は当該不動産の取引が禁止される」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。
正答(2)「仮登記は本登記の順位保全効を持つ」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「仮登記後は当該不動産の取引が禁止される」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(4) 仮登記は2年で自動的に失効する
この肢は「仮登記は2年で自動的に失効する」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。
正答(2)「仮登記は本登記の順位保全効を持つ」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「仮登記は2年で自動的に失効する」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。
学習のヒント
仮登記は本登記申請に必要な書類が揃わない場合等に利用し、本登記の順位を保全します(不動産登記法105条)。本登記後は仮登記の日付で順位が確定するため、仮登記後に行われた他の登記より優先されます。
類似の問題
同じ分野・タグや問題文のキーワードが近い問題です。解き直しや確認に使えます。