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宅地建物取引士試験 実践演習 第99問(権利関係)
袋地(公道に至らない土地)の所有者の他の土地の通行権(囲繞地通行権)について正しいものはどれか。
問題
袋地(公道に至らない土地)の所有者の他の土地の通行権(囲繞地通行権)について正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 通行権は無償で行使できる
- (2) 損害が最も少ない方法・場所で通行でき、償金を支払わなければならない
- (3) 好きな場所を自由に通行できる
- (4) 隣接地所有者の同意が必要
正答
正答は (2) です。
解説
相隣関係:竹木の根は自ら切除可・枝は原則所有者に・境界から50cmは慣習で変更可
正解の理由
竹木の根が境界を越えたら自ら切除可(民法233条2項)。枝は原則として所有者に切除させます。建物の境界からの距離(50cm)は慣習・条例で変更可(民法234条・236条)。袋地通行権は有償が原則(民法212条)。
(2) 損害が最も少ない方法・場所で通行でき、償金を支払わなければならない
他の選択肢
(1) 通行権は無償で行使できる
この肢は「通行権は無償で行使できる」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。
正答(2)「損害が最も少ない方法・場所で通行でき、償金を支払わなければならない」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「通行権は無償で行使できる」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(3) 好きな場所を自由に通行できる
この肢は「好きな場所を自由に通行できる」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。
正答(2)「損害が最も少ない方法・場所で通行でき、償金を支払わなければならない」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「好きな場所を自由に通行できる」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(4) 隣接地所有者の同意が必要
この肢は「隣接地所有者の同意が必要」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。
正答(2)「損害が最も少ない方法・場所で通行でき、償金を支払わなければならない」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「隣接地所有者の同意が必要」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。
学習のヒント
袋地(公道に至らない土地)の所有者は囲繞地(袋地を囲む土地)を通行できますが(民法210条1項)、損害が最も少ない方法・場所で通行し、通常は通行損害に対して償金を支払わなければなりません(民法212条)。
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