宅地建物取引士試験の過去問・実践演習・一問一答と模試・模擬試験対策を、このサイトでまとめて学習できます。タブから他の演習モードへ移動できます。
宅地建物取引士試験 実践演習 第10800問(権利関係)
不動産の物権変動における「登記なくして対抗できない第三者」の範囲について正しいものはどれか(判例)。
問題
不動産の物権変動における「登記なくして対抗できない第三者」の範囲について正しいものはどれか(判例)。
選択肢
- (1) 登記を信頼した全ての者
- (2) 正当な利益を有する者(取引当事者・差押債権者等)であり不法占拠者・背信的悪意者は含まれない
- (3) 相続人も含まれる
- (4) 第三者の範囲に制限はない
正答
正答は (1) です。
解説
正解の理由
民法177条の「第三者」は当事者・包括承継人(相続人等)以外の者で不動産物権変動について正当な利益を有する者です(判例)。不法占拠者・背信的悪意者は含まれず、登記がなくても対抗できます。
(1) 登記を信頼した全ての者
他の選択肢
(2) 正当な利益を有する者(取引当事者・差押債権者等)であり不法占拠者・背信的悪意者は含まれない
この肢は「正当な利益を有する者(取引当事者・差押債権者等)であり不法占拠者・背信的悪意者は含まれない」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。
正答(1)「登記を信頼した全ての者」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「正当な利益を有する者(取引当事者・差押債権者等)であり不法占拠者・背信的悪意者…」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(3) 相続人も含まれる
この肢は「相続人も含まれる」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。
正答(1)「登記を信頼した全ての者」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「相続人も含まれる」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(4) 第三者の範囲に制限はない
この肢は「第三者の範囲に制限はない」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。
正答(1)「登記を信頼した全ての者」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「第三者の範囲に制限はない」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。
学習のヒント
この問題で間違えた場合は、設問文の求め方(「正しいもの」「誤っているもの」「最も適切でないもの」)を最初に線引きしてください。正答・誤答それぞれについて、用語の定義と制度の前提を用語解説で確認し、復習リストや実践演習・一問一答と組み合わせて、同分野の過去問を解き直すと定着しやすくなります。
類似の問題
同じ分野・タグや問題文のキーワードが近い問題です。解き直しや確認に使えます。