宅地建物取引士試験の過去問・実践演習・一問一答と模試・模擬試験対策を、このサイトでまとめて学習できます。タブから他の演習モードへ移動できます。
宅地建物取引士試験 実践演習 第10968問(税・その他)
AはU市内の中古住宅(昭和55年新築・木造・延べ面積100㎡・個人から購入・自己居住用)を取得した。この建物は耐震改修工事(耐震基準適合証明書取得済み)を実施している。建物の固定資産税評価額は600万円である。不動産取得税の軽減適用について正しいものはどれか。
問題
AはU市内の中古住宅(昭和55年新築・木造・延べ面積100㎡・個人から購入・自己居住用)を取得した。この建物は耐震改修工事(耐震基準適合証明書取得済み)を実施している。建物の固定資産税評価額は600万円である。不動産取得税の軽減適用について正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 昭和57年より前の新築であるため軽減措置なし
- (2) 耐震基準適合証明書を取得した中古住宅は築年数にかかわらず1200万円控除の特例が適用される。600万円(評価額)-1200万円(控除額)=△600万円となり不動産取得税はかからない
- (3) 1200万円控除は新築住宅のみ対象
- (4) 耐震改修工事の費用は不動産取得税から控除できる
正答
正答は (1) です。
解説
正解の理由
中古住宅の不動産取得税軽減(地方税法73条の14第2項)は、昭和57年1月1日以降新築の住宅(または耐震基準適合証明書取得済みの住宅)の場合に1200万円控除が適用されます。本問では耐震基準適合証明書を取得しているため(昭和55年新築で昭和57年以前ですが耐震証明書により要件を満たす)1200万円控除が適用されます。600万円(評価額)-1200万円=△600万円となり不動産取得税はゼロです。
(1) 昭和57年より前の新築であるため軽減措置なし
他の選択肢
(2) 耐震基準適合証明書を取得した中古住宅は築年数にかかわらず1200万円控除の特例が適用される。600万円(評価額)-1200万円(控除額)=△600万円となり不動産取得税はかからない
この肢は「耐震基準適合証明書を取得した中古住宅は築年数にかかわらず1200万円控除の特例が適用される。600万円(評価額)-1200万円(控除額)=△600万円となり不動産取得税はかからない」と述べていますが、税・その他の基準では正しい記述ではありません。
正答(1)「昭和57年より前の新築であるため軽減措置なし」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「耐震基準適合証明書を取得した中古住宅は築年数にかかわらず1200万円控除の特例…」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(3) 1200万円控除は新築住宅のみ対象
この肢は「1200万円控除は新築住宅のみ対象」と述べていますが、税・その他の基準では正しい記述ではありません。
正答(1)「昭和57年より前の新築であるため軽減措置なし」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「1200万円控除は新築住宅のみ対象」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(4) 耐震改修工事の費用は不動産取得税から控除できる
この肢は「耐震改修工事の費用は不動産取得税から控除できる」と述べていますが、税・その他の基準では正しい記述ではありません。
正答(1)「昭和57年より前の新築であるため軽減措置なし」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「耐震改修工事の費用は不動産取得税から控除できる」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。
学習のヒント
この問題で間違えた場合は、設問文の求め方(「正しいもの」「誤っているもの」「最も適切でないもの」)を最初に線引きしてください。正答・誤答それぞれについて、用語の定義と制度の前提を用語解説で確認し、復習リストや実践演習・一問一答と組み合わせて、同分野の過去問を解き直すと定着しやすくなります。
類似の問題
同じ分野・タグや問題文のキーワードが近い問題です。解き直しや確認に使えます。