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宅地建物取引士試験 一問一答 9000-957-1(権利関係)
問題
Aが死亡し、配偶者B・長男C・長女Dが相続人となった。遺産分割協議において、B・C・Dは「甲土地はCが相続し、預貯金500万円はB・Dが250万円ずつ相続する」と合意した。その後、甲土地について以前からAが第三者Eに対して負っていた債務(担保付き)が発覚した。この場合に関する記述として民法の規定によれば。遺産分割協議は相続人全員の合意が必要であるが、後から判明した遺産(債務含む)について遺産分割協議の効力がどこまで及ぶかは協議内容による。相続債務はそもそも法定相続分の割合で各相続人が当然に分割して負担するのが原則(民法900条・899条)。
正答
答えは ○ です。
解説
正解の理由
相続によって生じた債務(被相続人の債務)は法定相続分に応じて各相続人に分割承継されるのが原則です(民法899条・900条)。遺産分割協議でCが甲土地を取得するとしても、Aの債権者Eに対しては協議の内容は対抗できず、Eに対してはB・C・D全員が法定相続分の割合で責任を負います。
設問文は正しい記述のため、答えは ○ です。
× を選びやすい考え方
「甲土地はCが相続し、預貯金500万円はB・Dが250万円ずつ相続する」は正しい記述です。それでも × を選ぶ場合は、一般論と設問の限定語(必要・毎年・常に・しなくてもよい等)を取り違えている可能性があります。
相続によって生じた債務(被相続人の債務)は法定相続分に応じて各相続人に分割承継されるのが原則です(民法899条・900条)。
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