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宅地建物取引士試験 一問一答 9000-958-1(権利関係)
問題
A所有の甲土地についてBが時効取得を主張している(20年間占有)。時効完成後にAはCに甲土地を売却し、AからCへの所有権移転登記が完了した。BはCに対して時効取得による所有権を主張したい。この場合に関する記述として民法の規定及び判例によれば。時効完成後にAからCへの売買・登記がなされた場合、BとCは対抗関係(民法177条)となり、Bは登記を備えなければCに時効取得を対抗できない。
正答
答えは ○ です。
解説
正解の理由
判例上、時効完成後に登場した第三者(C)との関係は対抗問題(民法177条)となります。BはCよりも先に所有権移転登記を備えれば時効取得をCに対抗できますが、Cが先に登記を完了した場合はCに対抗できません。時効が完成した後に第三者が現れた場合は、登記の先後で決します。これは時効完成前の第三者(取消し等の問題)とは区別されます。
設問文は正しい記述のため、答えは ○ です。
× を選びやすい考え方
「A所有の甲土地についてBが時効取得を主張している(20年間占有)。時効完成後にAはCに…」は正しい記述です。それでも × を選ぶ場合は、一般論と設問の限定語(必要・毎年・常に・しなくてもよい等)を取り違えている可能性があります。
判例上、時効完成後に登場した第三者(C)との関係は対抗問題(民法177条)となります。
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