宅地建物取引士試験の過去問・実践演習・一問一答と模試・模擬試験対策を、このサイトでまとめて学習できます。タブから他の演習モードへ移動できます。
宅地建物取引士試験 実践演習 第102問(権利関係)
消滅時効の援用権者として正しいものはどれか。
問題
消滅時効の援用権者として正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 時効の利益を受ける当事者本人のみ
- (2) 債権者のみ
- (3) 時効完成により直接利益を受ける者(保証人・物上保証人等を含む)
- (4) 裁判所が職権で援用できる
正答
正答は (3) です。
解説
消滅時効:知った時から5年または行使可能時から10年
正解の理由
消滅時効は「知った時から5年」または「行使可能時から10年」のいずれか早い方で完成します(民法166条)。時効は援用して初めて効力が発生します(民法145条)。承認は更新事由です(民法152条)。
(3) 時効完成により直接利益を受ける者(保証人・物上保証人等を含む)
他の選択肢
(1) 時効の利益を受ける当事者本人のみ
この肢は「時効の利益を受ける当事者本人のみ」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。
正答(3)「時効完成により直接利益を受ける者(保証人・物上保証人等を含む)」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「時効の利益を受ける当事者本人のみ」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(2) 債権者のみ
この肢は「債権者のみ」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。
正答(3)「時効完成により直接利益を受ける者(保証人・物上保証人等を含む)」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「債権者のみ」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(4) 裁判所が職権で援用できる
この肢は「裁判所が職権で援用できる」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。
正答(3)「時効完成により直接利益を受ける者(保証人・物上保証人等を含む)」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「裁判所が職権で援用できる」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。
学習のヒント
消滅時効の援用は「時効によって直接利益を受ける者」が行えます(民法145条・判例)。保証人は主債務が時効消滅すれば保証債務も消滅するため直接利益を受けます。また物上保証人・第三取得者も同様です。
類似の問題
同じ分野・タグや問題文のキーワードが近い問題です。解き直しや確認に使えます。