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実践演習 · 宅建業法

宅地建物取引士試験 実践演習 第10977問(宅建業法)

宅建業者A(保証協会の社員)は、B(買主・宅建業者でない)との間でマンション(代金5000万円・未完成)の売買契約を締結した。Aは手付金500万円(代金の10%)を受け取った。未完成物件の手付金の保全措置として正しいものはどれか。

問題

宅建業者A(保証協会の社員)は、B(買主・宅建業者でない)との間でマンション(代金5000万円・未完成)の売買契約を締結した。Aは手付金500万円(代金の10%)を受け取った。未完成物件の手付金の保全措置として正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 500万円(10%)は完成物件の保全措置基準(10%超)に達しているので、保全措置不要
  2. (2) 未完成物件の保全措置が必要となる基準は代金の5%超または1000万円超。500万円(5000万円の10%)は5%(250万円)を超えているため保全措置が必要。Aは手付金を受け取る前に保全措置を講じなければならない
  3. (3) 保証協会の社員であれば手付金の保全措置は不要
  4. (4) 500万円以下の手付金は常に保全措置不要

正答

正答は (1) です。

解説

正解の理由

未完成物件の手付金等の保全措置(宅建業法41条1項)が必要となる基準は代金の5%超または1000万円超。5000万円×5%=250万円。500万円は250万円超であるため保全措置が必要です。保証協会の社員であることは保全措置の義務に影響しません。手付金受領前に保全措置(保証保険・銀行保証等)を講じなければなりません。

(1) 500万円(10%)は完成物件の保全措置基準(10%超)に達しているので、保全措置不要

他の選択肢

  • (2) 未完成物件の保全措置が必要となる基準は代金の5%超または1000万円超。500万円(5000万円の10%)は5%(250万円)を超えているため保全措置が必要。Aは手付金を受け取る前に保全措置を講じなければならない

    この肢は「未完成物件の保全措置が必要となる基準は代金の5%超または1000万円超。500万円(5000万円の10%)は5%(250万円)を超えているため保全措置が必要。Aは手付金を受け取る前に保全措置を講じなければならない」と述べていますが、宅建業法の基準では正しい記述ではありません。

    正答(1)「500万円(10%)は完成物件の保全措置基準(10%超)に達しているので、保全措置不要」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「未完成物件の保全措置が必要となる基準は代金の5%超または1000万円超。500…」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (3) 保証協会の社員であれば手付金の保全措置は不要

    この肢は「保証協会の社員であれば手付金の保全措置は不要」と述べていますが、宅建業法の基準では正しい記述ではありません。

    正答(1)「500万円(10%)は完成物件の保全措置基準(10%超)に達しているので、保全措置不要」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「保証協会の社員であれば手付金の保全措置は不要」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (4) 500万円以下の手付金は常に保全措置不要

    この肢は「500万円以下の手付金は常に保全措置不要」と述べていますが、宅建業法の基準では正しい記述ではありません。

    正答(1)「500万円(10%)は完成物件の保全措置基準(10%超)に達しているので、保全措置不要」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「500万円以下の手付金は常に保全措置不要」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

学習のヒント

この問題で間違えた場合は、設問文の求め方(「正しいもの」「誤っているもの」「最も適切でないもの」)を最初に線引きしてください。正答・誤答それぞれについて、用語の定義と制度の前提を用語解説で確認し、復習リストや実践演習・一問一答と組み合わせて、同分野の過去問を解き直すと定着しやすくなります。

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