宅地建物取引士試験の過去問・実践演習・一問一答と模試・模擬試験対策を、このサイトでまとめて学習できます。タブから他の演習モードへ移動できます。

実践演習 · 権利関係

宅地建物取引士試験 実践演習 第549問(権利関係)

即時取得(善意取得)の成立要件として正しいものはどれか。

問題

即時取得(善意取得)の成立要件として正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 不動産にも適用される
  2. (2) 動産を平穏・公然・善意・無過失で取引行為により占有取得した場合に成立
  3. (3) 登記を備えた場合のみ成立
  4. (4) 相手方が真の所有者であることが必要

正答

正答は (2) です。

解説

物権変動:登記が対抗要件・不法占拠者には登記不要

正解の理由

不動産の物権変動は登記が第三者への対抗要件です(民法177条)。不法占拠者には登記なく対抗できます。相続の法定相続分超過部分は登記が必要です(民法899条の2)。

(2) 動産を平穏・公然・善意・無過失で取引行為により占有取得した場合に成立

他の選択肢

  • (1) 不動産にも適用される

    この肢は「不動産にも適用される」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。

    正答(2)「動産を平穏・公然・善意・無過失で取引行為により占有取得した場合に成立」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「不動産にも適用される」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (3) 登記を備えた場合のみ成立

    この肢は「登記を備えた場合のみ成立」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。

    正答(2)「動産を平穏・公然・善意・無過失で取引行為により占有取得した場合に成立」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「登記を備えた場合のみ成立」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (4) 相手方が真の所有者であることが必要

    即時取得は相手方が無権利者(真の所有者でない者)から取得した場合でも所有権を取得できる制度です。真の所有者からの取得であれば通常の売買になります。

学習のヒント

即時取得は取引相手が真の所有者でなくても、善意・無過失で動産を取得した者を保護する制度です。動産には登記制度がないため外観(占有)を信頼した者を保護する必要があります。

類似の問題

同じ分野・タグや問題文のキーワードが近い問題です。解き直しや確認に使えます。