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宅地建物取引士試験 一問一答 9000-805-1(権利関係)
問題
AはBに対して自己所有の中古マンション(築15年)を2500万円で売却した。引渡し後3か月が経過したころ、マンションの給排水管に重大な欠陥があることが判明し、修理には200万円かかることがわかった。売買契約書には「本物件は現状有姿にて引き渡す」との特約があった。Aはこの特約を根拠に責任を否定している。この場合に関する記述として民法の規定によれば。Aが給排水管の欠陥を知っていたにもかかわらずBに告げなかった場合、現状有姿特約があってもAはその不適合について責任を免れない。
正答
答えは ○ です。
解説
正解の理由
売主が不適合を知りながら告げなかった場合は免責特約(現状有姿特約を含む)の効力が及びません(民法572条)。Aが欠陥を知っていた場合は特約にかかわらず責任を負います。なお種類・品質の不適合は不適合を知った時から1年以内の「通知」(権利行使ではなく通知で足りる)が必要です(民法566条)。
設問文は正しい記述のため、答えは ○ です。
× を選びやすい考え方
「本物件は現状有姿にて引き渡す」は正しい記述です。それでも × を選ぶ場合は、一般論と設問の限定語(必要・毎年・常に・しなくてもよい等)を取り違えている可能性があります。
売主が不適合を知りながら告げなかった場合は免責特約(現状有姿特約を含む)の効力が及びません(民法572条)。
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