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宅地建物取引士試験 一問一答 9000-838-1(権利関係)
問題
AとBはそれぞれ隣接する土地を所有している。AとBの土地の境界に植えられた樹木の枝がBの土地に越境し、Bの建物に影や落ち葉による被害を生じさせている。また、同じ樹木の根もBの土地に越境しており、Bの庭の排水設備に影響を与えている。この場合に関する記述として民法の規定(2021年改正後)によれば。BはAに対して越境した枝の切除を請求できるが、Aが相当の期間内に切除しない場合等は自らも切除できる。越境した根は直ちに自ら切除できる。
正答
答えは ○ です。
解説
正解の理由
2021年民法改正後、越境した根はBが自ら切除できます(民法233条1項ただし書の反対解釈)。越境した枝についてはAに切除を請求でき(民法233条1項)、Aが相当期間内に切除しない場合・樹木の所有者が不明または所在不明の場合・急迫の事情がある場合は自ら切除できます(民法233条3項)。
設問文は正しい記述のため、答えは ○ です。
× を選びやすい考え方
「AとBはそれぞれ隣接する土地を所有している。AとBの土地の境界に植えられた樹木の枝がB…」は正しい記述です。それでも × を選ぶ場合は、一般論と設問の限定語(必要・毎年・常に・しなくてもよい等)を取り違えている可能性があります。
2021年民法改正後、越境した根はBが自ら切除できます(民法233条1項ただし書の反対解釈)。
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