宅地建物取引士試験の過去問・実践演習・一問一答と模試・模擬試験対策を、このサイトでまとめて学習できます。タブから他の演習モードへ移動できます。

一問一答 · 権利関係

auto-import/practice

宅地建物取引士試験 一問一答 9000-873-1(権利関係)

問題

AとBは隣接する土地を所有しており、両土地の境界には古いブロック塀がある。このブロック塀がどちらの土地に属するか不明であり、土地台帳にも記録がない。Aはこのブロック塀が老朽化して危険であるとして解体を希望しているが、Bは反対している。この場合に関する記述として民法の規定によれば。境界線上の工作物は相隣者の共有と推定される(民法229条)。Bの反対がある以上Aは単独で解体できないが、老朽化で危険な場合は自己の費用で保存行為として解体できる。

正答

答えは です。

解説

正解の理由

境界線上に設けられた境界標・囲障・障壁・溝・堀は相隣者の共有と推定されます(民法229条)。共有物の変更(解体)には共有者全員の同意が必要ですが(民法251条)、保存行為は単独でできます(民法252条5項)。老朽化して危険な状態での解体が「保存行為」といえるかは状況による判断が必要で、裁判所に解体の許可を求めることも選択肢です。

設問文は正しい記述のため、答えは です。

× を選びやすい考え方

「AとBは隣接する土地を所有しており、両土地の境界には古いブロック塀がある。このブロック…」は正しい記述です。それでも × を選ぶ場合は、一般論と設問の限定語(必要・毎年・常に・しなくてもよい等)を取り違えている可能性があります。

境界線上に設けられた境界標・囲障・障壁・溝・堀は相隣者の共有と推定されます(民法229条)。

分野「権利関係」では、用語定義と制度の前提を確認し、同分野の過去問・実践演習で判断基準を固めてください。

類似の問題

同じ分野・タグや問題文のキーワードが近い問題です。解き直しや確認に使えます。