宅地建物取引士試験の過去問・実践演習・一問一答と模試・模擬試験対策を、このサイトでまとめて学習できます。タブから他の演習モードへ移動できます。

一問一答 · 権利関係

auto-import/practice

宅地建物取引士試験 一問一答 9000-932-1(権利関係)

問題

AはBとの間で甲土地の売買契約を締結したが、後日、甲土地は実際には第三者Cの所有であることが判明した(Bは無権利者であった)。Aは代金を支払い済みで引渡しも受けていたが、土地の登記はCのままであった。この場合に関する記述として民法の規定によれば。BはCの所有地を無断で売却した無権利者であり、AB間の売買契約は無効。Aは代金をBに返還請求でき、Cに土地を返還しなければならない。

正答

答えは です。

解説

正解の理由

BはCの所有地を無断で売却した無権利者(無権利の法理)であり、AB間の売買は他人物売買として有効ですが(民法561条)、BはCの所有権を取得してAに移転する義務を履行できません。Aは代金の返還請求等をBに求めることができます。ただしAが甲土地を善意無過失で平穏・公然と10年間占有すれば時効取得(民法162条2項)が成立します。

設問文は正しい記述のため、答えは です。

× を選びやすい考え方

「AはBとの間で甲土地の売買契約を締結したが、後日、甲土地は実際には第三者Cの所有である…」は正しい記述です。それでも × を選ぶ場合は、一般論と設問の限定語(必要・毎年・常に・しなくてもよい等)を取り違えている可能性があります。

BはCの所有地を無断で売却した無権利者(無権利の法理)であり、AB間の売買は他人物売買として有効ですが(民法561条)、BはCの所有権を取得してAに移転する義務を履行できません。

分野「権利関係」では、用語定義と制度の前提を確認し、同分野の過去問・実践演習で判断基準を固めてください。

類似の問題

同じ分野・タグや問題文のキーワードが近い問題です。解き直しや確認に使えます。