宅地建物取引士試験の過去問・実践演習・一問一答と模試・模擬試験対策を、このサイトでまとめて学習できます。タブから他の演習モードへ移動できます。
宅地建物取引士試験 実践演習 第29問(宅建業法)
宅建業法で定める手付の性質について正しいものはどれか。
問題
宅建業法で定める手付の性質について正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 手付は必ず違約手付でなければならない
- (2) 宅建業者が自ら売主の場合、手付は解約手付の性質を持つ
- (3) 手付金は返還されない
- (4) 手付の最低額は代金の5%
正答
正答は (2) です。
解説
宅建業者が自ら売主の場合の手付:解約手付として機能
正解の理由
宅建業者が自ら売主として宅建業者以外の者に売却する場合、交付された手付は解約手付とみなされます(宅建業法39条2項)。買主は手付を放棄して、業者は受領した手付の倍額を返還することで解除できます。
(2) 宅建業者が自ら売主の場合、手付は解約手付の性質を持つ
他の選択肢
(1) 手付は必ず違約手付でなければならない
この肢は「手付は必ず違約手付でなければならない」と述べていますが、宅建業法の基準では正しい記述ではありません。
正答(2)「宅建業者が自ら売主の場合、手付は解約手付の性質を持つ」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「手付は必ず違約手付でなければならない」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(3) 手付金は返還されない
この肢は「手付金は返還されない」と述べていますが、宅建業法の基準では正しい記述ではありません。
正答(2)「宅建業者が自ら売主の場合、手付は解約手付の性質を持つ」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「手付金は返還されない」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(4) 手付の最低額は代金の5%
この肢は「手付の最低額は代金の5%」と述べていますが、宅建業法の基準では正しい記述ではありません。
正答(2)「宅建業者が自ら売主の場合、手付は解約手付の性質を持つ」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「手付の最低額は代金の5%」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。
学習のヒント
手付の上限は代金の20%です(宅建業法39条1項)。手付解除は「相手方が履行に着手した後」はできません(宅建業法39条2項)。これは8種制限(宅建業者が売主の場合の特別ルール)の1つです。業者間取引(売主・買主とも業者)には8種制限は適用されません(宅建業法78条2項)。
類似の問題
同じ分野・タグや問題文のキーワードが近い問題です。解き直しや確認に使えます。