宅地建物取引士試験の過去問・実践演習・一問一答と模試・模擬試験対策を、このサイトでまとめて学習できます。タブから他の演習モードへ移動できます。

実践演習 · 宅建業法

宅地建物取引士試験 実践演習 第10939問(宅建業法)

宅建業者Aは、B所有の中古マンション(築25年・鉄筋コンクリート造)の売却を媒介し、買主C(個人)に対して重要事項説明を行う。このマンションにはエレベーター(共用施設)があるが、最後の保守点検から2年が経過しており、管理組合の議事録には「エレベーターの更新工事を検討中」と記載されている。この場合に関する記述として宅建業法の規定によれば正しいものはどれか。

問題

宅建業者Aは、B所有の中古マンション(築25年・鉄筋コンクリート造)の売却を媒介し、買主C(個人)に対して重要事項説明を行う。このマンションにはエレベーター(共用施設)があるが、最後の保守点検から2年が経過しており、管理組合の議事録には「エレベーターの更新工事を検討中」と記載されている。この場合に関する記述として宅建業法の規定によれば正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) エレベーターの保守状況は重要事項説明の対象外である
  2. (2) 管理組合が決議した大規模修繕の実施時期・費用等の計画は重要事項説明の対象だが、「検討中」の段階では記載不要
  3. (3) 共用施設の状況(エレベーターの保守点検状況・更新工事の検討等)は管理の状況として重要事項説明に含め、既存の情報を適切に説明することが求められる
  4. (4) 築25年以上のマンションは重要事項説明が免除される

正答

正答は (2) です。

解説

正解の理由

区分所有建物(マンション)の売買では、共用部分に関する管理規約・管理費・修繕積立金・大規模修繕の実施状況・管理組合の運営状況等が重要事項の説明対象です(宅建業法35条1項6号等)。エレベーターの保守点検状況や更新工事の検討は管理の状況に関する重要な情報であり、既存の情報(議事録記載等)を適切に説明することが求められます。

(2) 管理組合が決議した大規模修繕の実施時期・費用等の計画は重要事項説明の対象だが、「検討中」の段階では記載不要

他の選択肢

  • (1) エレベーターの保守状況は重要事項説明の対象外である

    この肢は「エレベーターの保守状況は重要事項説明の対象外である」と述べていますが、宅建業法の基準では正しい記述ではありません。

    正答(2)「管理組合が決議した大規模修繕の実施時期・費用等の計画は重要事項説明の対象だが、「検討中」の段階では記載不要」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「エレベーターの保守状況は重要事項説明の対象外である」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (3) 共用施設の状況(エレベーターの保守点検状況・更新工事の検討等)は管理の状況として重要事項説明に含め、既存の情報を適切に説明することが求められる

    この肢は「共用施設の状況(エレベーターの保守点検状況・更新工事の検討等)は管理の状況として重要事項説明に含め、既存の情報を適切に説明することが求められる」と述べていますが、宅建業法の基準では正しい記述ではありません。

    正答(2)「管理組合が決議した大規模修繕の実施時期・費用等の計画は重要事項説明の対象だが、「検討中」の段階では記載不要」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「共用施設の状況(エレベーターの保守点検状況・更新工事の検討等)は管理の状況とし…」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (4) 築25年以上のマンションは重要事項説明が免除される

    この肢は「築25年以上のマンションは重要事項説明が免除される」と述べていますが、宅建業法の基準では正しい記述ではありません。

    正答(2)「管理組合が決議した大規模修繕の実施時期・費用等の計画は重要事項説明の対象だが、「検討中」の段階では記載不要」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「築25年以上のマンションは重要事項説明が免除される」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

学習のヒント

この問題で間違えた場合は、設問文の求め方(「正しいもの」「誤っているもの」「最も適切でないもの」)を最初に線引きしてください。正答・誤答それぞれについて、用語の定義と制度の前提を用語解説で確認し、復習リストや実践演習・一問一答と組み合わせて、同分野の過去問を解き直すと定着しやすくなります。

類似の問題

同じ分野・タグや問題文のキーワードが近い問題です。解き直しや確認に使えます。