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実践演習 · 権利関係

宅地建物取引士試験 実践演習 第403問(権利関係)

背信的悪意者の第三者からさらに転得した者が善意の場合の法律関係として正しいものはどれか。

問題

背信的悪意者の第三者からさらに転得した者が善意の場合の法律関係として正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 善意の転得者は常に保護される
  2. (2) 転得者が善意であっても背信的悪意者から取得した場合は保護されない
  3. (3) 転得者の保護は登記の先後のみで決まる
  4. (4) 転得者は必ず悪意とみなされる

正答

正答は (1) です。

解説

物権変動:登記が対抗要件・不法占拠者には登記不要

正解の理由

不動産の物権変動は登記が第三者への対抗要件です(民法177条)。不法占拠者には登記なく対抗できます(判例)。建物賃借権は引渡しが対抗要件です(借地借家法31条)。

(1) 善意の転得者は常に保護される

他の選択肢

  • (2) 転得者が善意であっても背信的悪意者から取得した場合は保護されない

    この肢は「転得者が善意であっても背信的悪意者から取得した場合は保護されない」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。

    正答(1)「善意の転得者は常に保護される」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「転得者が善意であっても背信的悪意者から取得した場合は保護されない」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (3) 転得者の保護は登記の先後のみで決まる

    この肢は「転得者の保護は登記の先後のみで決まる」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。

    正答(1)「善意の転得者は常に保護される」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「転得者の保護は登記の先後のみで決まる」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (4) 転得者は必ず悪意とみなされる

    この肢は「転得者は必ず悪意とみなされる」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。

    正答(1)「善意の転得者は常に保護される」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「転得者は必ず悪意とみなされる」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

学習のヒント

背信的悪意者から転得した善意の第三者は保護されます(判例・最判昭和43年8月2日)。背信的悪意者本人は保護されませんが、そこから取得した善意者まで遡って保護しないとすると取引の安全が著しく害されるため、善意の転得者は保護されます。

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