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宅地建物取引士試験 実践演習 第442問(権利関係)
地主の承諾が得られない場合に借地上の建物を第三者に売却するための手続きとして正しいものはどれか。
問題
地主の承諾が得られない場合に借地上の建物を第三者に売却するための手続きとして正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 建物の売却自体が禁止される
- (2) 裁判所(借地非訟)に地主の承諾に代わる許可を申し立てることができる
- (3) 地主への通知のみで建物を売却できる
- (4) 借地権が消滅し買主は建物のみ取得する
正答
正答は (2) です。
解説
借地権:最短30年・建物登記で対抗・建物滅失でも消滅せず・定期借地権は3種類
正解の理由
普通借地権の最短存続期間は30年(借地借家法3条)。借地上の建物の自己名義登記が対抗要件(同法10条)。建物が滅失しても借地権は消滅しません。定期借地権は①一般(50年以上)②事業用(10〜50年未満)③建物譲渡特約(30年以上)の3種類。
(2) 裁判所(借地非訟)に地主の承諾に代わる許可を申し立てることができる
他の選択肢
(1) 建物の売却自体が禁止される
この肢は「建物の売却自体が禁止される」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。
正答(2)「裁判所(借地非訟)に地主の承諾に代わる許可を申し立てることができる」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「建物の売却自体が禁止される」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(3) 地主への通知のみで建物を売却できる
この肢は「地主への通知のみで建物を売却できる」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。
正答(2)「裁判所(借地非訟)に地主の承諾に代わる許可を申し立てることができる」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「地主への通知のみで建物を売却できる」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(4) 借地権が消滅し買主は建物のみ取得する
この肢は「借地権が消滅し買主は建物のみ取得する」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。
正答(2)「裁判所(借地非訟)に地主の承諾に代わる許可を申し立てることができる」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「借地権が消滅し買主は建物のみ取得する」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。
学習のヒント
借地上の建物を第三者に売却する際、地主の承諾が得られない場合は裁判所(借地非訟手続)に地主の承諾に代わる許可を申し立てることができます(借地借家法19条)。これにより借地人の財産権を保護しつつ取引を可能にします。
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