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実践演習 · 権利関係

宅地建物取引士試験 実践演習 第460問(権利関係)

共有物の不分割特約(分割禁止の合意)について正しいものはどれか。

問題

共有物の不分割特約(分割禁止の合意)について正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 共有者は不分割特約を締結できない
  2. (2) 共有者は最長5年間の不分割特約を定めることができ、更新することもできる
  3. (3) 不分割特約は最長2年で更新できない
  4. (4) 不分割特約を定めると永久に分割請求できなくなる

正答

正答は (2) です。

解説

相隣関係:竹木の根は自ら切除可・枝は原則所有者に・境界から50cmは慣習で変更可

正解の理由

竹木の根が境界を越えたら自ら切除可(民法233条2項)。枝は原則として所有者に切除させます。建物の境界からの距離(50cm)は慣習・条例で変更可(民法234条・236条)。袋地通行権は有償が原則(民法212条)。

(2) 共有者は最長5年間の不分割特約を定めることができ、更新することもできる

他の選択肢

  • (1) 共有者は不分割特約を締結できない

    この肢は「共有者は不分割特約を締結できない」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。

    正答(2)「共有者は最長5年間の不分割特約を定めることができ、更新することもできる」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「共有者は不分割特約を締結できない」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (3) 不分割特約は最長2年で更新できない

    この肢は「不分割特約は最長2年で更新できない」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。

    正答(2)「共有者は最長5年間の不分割特約を定めることができ、更新することもできる」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「不分割特約は最長2年で更新できない」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (4) 不分割特約を定めると永久に分割請求できなくなる

    この肢は「不分割特約を定めると永久に分割請求できなくなる」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。

    正答(2)「共有者は最長5年間の不分割特約を定めることができ、更新することもできる」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「不分割特約を定めると永久に分割請求できなくなる」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

学習のヒント

共有者は不分割特約(分割禁止の合意)を定めることができますが、期間は5年以内に限られます(民法256条1項ただし書)。5年以内であれば更新も可能です。5年を超える期間の不分割特約は5年に短縮されます。

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