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宅地建物取引士試験 実践演習 第638問(権利関係)
第三者弁済の可否について正しいものはどれか(2020年改正後)。
問題
第三者弁済の可否について正しいものはどれか(2020年改正後)。
選択肢
- (1) 第三者は常に弁済できる
- (2) 原則として第三者も弁済できるが、債務の性質が許さない場合・当事者が反対意思を表示した場合・正当な利益のない第三者が債務者の意思に反して弁済する場合は不可
- (3) 第三者は債権者の同意があれば弁済できる
- (4) 第三者弁済は無効
正答
正答は (2) です。
解説
債権総論:保証・連帯債務・債権譲渡・相殺
正解の理由
保証契約は書面が必要です(民法446条2項)。連帯保証人には催告・検索の抗弁権がありません(民法454条)。債権譲渡の第三者対抗要件は確定日付ある証書による通知または承諾です(民法467条2項)。
(2) 原則として第三者も弁済できるが、債務の性質が許さない場合・当事者が反対意思を表示した場合・正当な利益のない第三者が債務者の意思に反して弁済する場合は不可
他の選択肢
(1) 第三者は常に弁済できる
この肢は「第三者は常に弁済できる」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。
正答(2)「原則として第三者も弁済できるが、債務の性質が許さない場合・当事者が反対意思を表示した場合・正当な利益のない第三…」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「第三者は常に弁済できる」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(3) 第三者は債権者の同意があれば弁済できる
この肢は「第三者は債権者の同意があれば弁済できる」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。
正答(2)「原則として第三者も弁済できるが、債務の性質が許さない場合・当事者が反対意思を表示した場合・正当な利益のない第三…」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「第三者は債権者の同意があれば弁済できる」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(4) 第三者弁済は無効
この肢は「第三者弁済は無効」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。
正答(2)「原則として第三者も弁済できるが、債務の性質が許さない場合・当事者が反対意思を表示した場合・正当な利益のない第三…」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「第三者弁済は無効」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。
学習のヒント
第三者弁済は原則として有効です(民法474条1項)。ただし①債務の性質が許さない場合(医師の診察等)、②当事者が反対意思を表示した場合、③正当な利益のない第三者が債務者の意思に反して弁済する場合は無効です(同条2項〜4項)。
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