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実践演習 · 宅建業法

宅地建物取引士試験 実践演習 第814問(宅建業法)

宅建業者Aが媒介した土地の売買契約が成立した。この売買では、代金3000万円のうち500万円は契約時に手付金として支払い、残代金2500万円は引渡し時に支払うこととなった。また、買主が住宅ローンの審査に通らなかった場合には契約を白紙解除できる旨(ローン特約)も合意された。この場合に関する記述として宅建業法の規定によれば正しいものはどれか。

問題

宅建業者Aが媒介した土地の売買契約が成立した。この売買では、代金3000万円のうち500万円は契約時に手付金として支払い、残代金2500万円は引渡し時に支払うこととなった。また、買主が住宅ローンの審査に通らなかった場合には契約を白紙解除できる旨(ローン特約)も合意された。この場合に関する記述として宅建業法の規定によれば正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 37条書面には手付金の額(500万円)は記載不要で、残代金の額(2500万円)のみを記載すればよい
  2. (2) 37条書面には代金の額(3000万円)・支払時期・支払方法を記載しなければならない
  3. (3) ローン特約は当事者が合意した事項であっても、37条書面への記載は任意であり記載しなくてもよい
  4. (4) 37条書面は買主にのみ交付すればよく、売主への交付は不要である

正答

正答は (2) です。

解説

37条書面:全取引で交付・記名(押印不要)・移転登記申請時期は必要的記載事項

正解の理由

37条書面は売買・交換・賃貸借の全取引で契約の双方当事者に交付が義務(宅建業法37条)。引渡し時期・移転登記申請時期は必要的記載事項。2021年改正で押印は不要になり記名のみで足ります。

(2) 37条書面には代金の額(3000万円)・支払時期・支払方法を記載しなければならない

他の選択肢

  • (1) 37条書面には手付金の額(500万円)は記載不要で、残代金の額(2500万円)のみを記載すればよい

    この肢は「37条書面には手付金の額(500万円)は記載不要で、残代金の額(2500万円)のみを記載すればよい」と述べていますが、宅建業法の基準では正しい記述ではありません。

    正答(2)「37条書面には代金の額(3000万円)・支払時期・支払方法を記載しなければならない」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「37条書面には手付金の額(500万円)は記載不要で、残代金の額(2500万円)…」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (3) ローン特約は当事者が合意した事項であっても、37条書面への記載は任意であり記載しなくてもよい

    この肢は「ローン特約は当事者が合意した事項であっても、37条書面への記載は任意であり記載しなくてもよい」と述べていますが、宅建業法の基準では正しい記述ではありません。

    正答(2)「37条書面には代金の額(3000万円)・支払時期・支払方法を記載しなければならない」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「ローン特約は当事者が合意した事項であっても、37条書面への記載は任意であり記載…」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (4) 37条書面は買主にのみ交付すればよく、売主への交付は不要である

    この肢は「37条書面は買主にのみ交付すればよく、売主への交付は不要である」と述べていますが、宅建業法の基準では正しい記述ではありません。

    正答(2)「37条書面には代金の額(3000万円)・支払時期・支払方法を記載しなければならない」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「37条書面は買主にのみ交付すればよく、売主への交付は不要である」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

学習のヒント

代金の額・支払時期・支払方法は37条書面の必要的記載事項です(宅建業法37条1項2号)。代金3000万円全体(手付金500万円+残金2500万円)と各支払時期・方法を記載します。ローン特約は定めがある場合の任意的記載事項です(同条1項8号)。37条書面は売主・買主双方に交付します(同条1項)。

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