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実践演習 · 宅建業法

宅地建物取引士試験 実践演習 第845問(宅建業法)

宅建業者Aが媒介して、売主BとC(買主・宅建業者でない)の間で中古住宅(木造2階建て)の売買契約が成立した。代金は2500万円で、BはCに代金全額の受領と同時に鍵を渡す(代金・引渡し同時)こととし、登記移転は引渡しから1か月以内とすることでBCが合意した。また、インスペクション(建物状況調査)は実施していない。この場合37条書面への記載に関する記述として宅建業法の規定によれば正しいものはどれか。

問題

宅建業者Aが媒介して、売主BとC(買主・宅建業者でない)の間で中古住宅(木造2階建て)の売買契約が成立した。代金は2500万円で、BはCに代金全額の受領と同時に鍵を渡す(代金・引渡し同時)こととし、登記移転は引渡しから1か月以内とすることでBCが合意した。また、インスペクション(建物状況調査)は実施していない。この場合37条書面への記載に関する記述として宅建業法の規定によれば正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 37条書面には代金2500万円・引渡し時期・移転登記申請時期(引渡しから1か月以内)を記載しなければならない
  2. (2) インスペクションを実施していないため、37条書面にはインスペクション実施の有無についての記載は不要
  3. (3) 37条書面はAが作成して売主Bのみに交付すればよい
  4. (4) 37条書面への記名は宅建業者Aの代表者のみが行えばよく、宅建士の記名は不要

正答

正答は (1) です。

解説

37条書面:全取引で交付・記名(押印不要)・移転登記申請時期は必要的記載事項

正解の理由

37条書面は売買・交換・賃貸借の全取引で契約の双方当事者に交付が義務(宅建業法37条)。引渡し時期・移転登記申請時期は必要的記載事項。2021年改正で押印は不要になり記名のみで足ります。

(1) 37条書面には代金2500万円・引渡し時期・移転登記申請時期(引渡しから1か月以内)を記載しなければならない

他の選択肢

  • (2) インスペクションを実施していないため、37条書面にはインスペクション実施の有無についての記載は不要

    この肢は「インスペクションを実施していないため、37条書面にはインスペクション実施の有無についての記載は不要」と述べていますが、宅建業法の基準では正しい記述ではありません。

    正答(1)「37条書面には代金2500万円・引渡し時期・移転登記申請時期(引渡しから1か月以内)を記載しなければならない」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「インスペクションを実施していないため、37条書面にはインスペクション実施の有無…」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (3) 37条書面はAが作成して売主Bのみに交付すればよい

    この肢は「37条書面はAが作成して売主Bのみに交付すればよい」と述べていますが、宅建業法の基準では正しい記述ではありません。

    正答(1)「37条書面には代金2500万円・引渡し時期・移転登記申請時期(引渡しから1か月以内)を記載しなければならない」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「37条書面はAが作成して売主Bのみに交付すればよい」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (4) 37条書面への記名は宅建業者Aの代表者のみが行えばよく、宅建士の記名は不要

    この肢は「37条書面への記名は宅建業者Aの代表者のみが行えばよく、宅建士の記名は不要」と述べていますが、宅建業法の基準では正しい記述ではありません。

    正答(1)「37条書面には代金2500万円・引渡し時期・移転登記申請時期(引渡しから1か月以内)を記載しなければならない」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「37条書面への記名は宅建業者Aの代表者のみが行えばよく、宅建士の記名は不要」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

学習のヒント

代金・引渡し時期・移転登記申請時期は37条書面の必要的記載事項です(宅建業法37条1項2号・4号・5号)。インスペクション(建物状況調査)の実施有無は35条書面(重要事項説明書)の記載事項であり、37条書面の記載事項ではありません。

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