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実践演習 · 法令上の制限

宅地建物取引士試験 実践演習 第978問(法令上の制限)

AはY市(都市計画区域内・市街化区域・第一種住居地域)内の土地(面積600㎡)を購入し、分譲マンション(12戸・各戸専有面積50㎡)を建築しようとしている。この開発行為について都市計画法の規定によれば正しいものはどれか。

問題

AはY市(都市計画区域内・市街化区域・第一種住居地域)内の土地(面積600㎡)を購入し、分譲マンション(12戸・各戸専有面積50㎡)を建築しようとしている。この開発行為について都市計画法の規定によれば正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 市街化区域内の開発行為は面積にかかわらず許可不要
  2. (2) 分譲マンションの建設は「建築物の建築」を目的とする開発行為に当たり、市街化区域内で1000㎡以上の場合は開発許可が必要。600㎡は1000㎡未満のため、市街化区域内では開発許可は不要
  3. (3) マンション建設には必ず開発許可が必要
  4. (4) 600㎡の開発行為は許可不要で届出のみでよい

正答

正答は (2) です。

解説

都市計画法:市街化区域・調整区域・用途地域・開発許可

正解の理由

市街化区域は既成市街地と10年以内に市街化を図る区域(都市計画法7条)。市街化区域での1,000㎡以上の開発は許可が必要(同法29条)。農林漁業用建物は市街化調整区域でも許可不要(同法29条1項2号)。

(2) 分譲マンションの建設は「建築物の建築」を目的とする開発行為に当たり、市街化区域内で1000㎡以上の場合は開発許可が必要。600㎡は1000㎡未満のため、市街化区域内では開発許可は不要

他の選択肢

  • (1) 市街化区域内の開発行為は面積にかかわらず許可不要

    この肢は「市街化区域内の開発行為は面積にかかわらず許可不要」と述べていますが、法令上の制限の基準では正しい記述ではありません。

    正答(2)「分譲マンションの建設は「建築物の建築」を目的とする開発行為に当たり、市街化区域内で1000㎡以上の場合は開発許…」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「市街化区域内の開発行為は面積にかかわらず許可不要」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (3) マンション建設には必ず開発許可が必要

    市街化区域内の1000㎡未満の開発行為(マンション建設を含む)は開発許可不要です(都市計画法29条1項・施行令19条)。「必ず必要」は誤りです。

  • (4) 600㎡の開発行為は許可不要で届出のみでよい

    この肢は「600㎡の開発行為は許可不要で届出のみでよい」と述べていますが、法令上の制限の基準では正しい記述ではありません。

    正答(2)「分譲マンションの建設は「建築物の建築」を目的とする開発行為に当たり、市街化区域内で1000㎡以上の場合は開発許…」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「600㎡の開発行為は許可不要で届出のみでよい」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

学習のヒント

市街化区域内での開発行為は1000㎡以上の場合に開発許可が必要です(都市計画法29条1項・施行令19条)。設問の600㎡は1000㎡未満のため開発許可は不要です。

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