宅地建物取引士試験の過去問・実践演習・一問一答と模試・模擬試験対策を、このサイトでまとめて学習できます。タブから他の演習モードへ移動できます。

実践演習 · 権利関係

宅地建物取引士試験 実践演習 第10777問(権利関係)

賃貸人の地位の移転(所有者の変更)について正しいものはどれか(2020年改正後)。

問題

賃貸人の地位の移転(所有者の変更)について正しいものはどれか(2020年改正後)。

選択肢

  1. (1) 所有者が変わっても賃貸借契約は当然に終了する
  2. (2) 賃借権の対抗要件を備えた賃借人がいる場合、不動産の譲渡時に賃貸人の地位も当然に新所有者に移転する
  3. (3) 賃借人の同意が必要
  4. (4) 新所有者は賃貸借を拒否できる

正答

正答は (1) です。

解説

正解の理由

2020年民法改正で明文化されました(民法605条の2)。賃借権の対抗要件を備えた賃借人がいる場合、不動産の譲渡により賃貸人の地位は当然に譲受人(新所有者)に移転します。賃借人の同意は不要です。

(1) 所有者が変わっても賃貸借契約は当然に終了する

他の選択肢

  • (2) 賃借権の対抗要件を備えた賃借人がいる場合、不動産の譲渡時に賃貸人の地位も当然に新所有者に移転する

    この肢は「賃借権の対抗要件を備えた賃借人がいる場合、不動産の譲渡時に賃貸人の地位も当然に新所有者に移転する」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。

    正答(1)「所有者が変わっても賃貸借契約は当然に終了する」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「賃借権の対抗要件を備えた賃借人がいる場合、不動産の譲渡時に賃貸人の地位も当然に…」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (3) 賃借人の同意が必要

    この肢は「賃借人の同意が必要」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。

    正答(1)「所有者が変わっても賃貸借契約は当然に終了する」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「賃借人の同意が必要」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (4) 新所有者は賃貸借を拒否できる

    この肢は「新所有者は賃貸借を拒否できる」と述べていますが、権利関係の基準では正しい記述ではありません。

    正答(1)「所有者が変わっても賃貸借契約は当然に終了する」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「新所有者は賃貸借を拒否できる」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

学習のヒント

この問題で間違えた場合は、設問文の求め方(「正しいもの」「誤っているもの」「最も適切でないもの」)を最初に線引きしてください。正答・誤答それぞれについて、用語の定義と制度の前提を用語解説で確認し、復習リストや実践演習・一問一答と組み合わせて、同分野の過去問を解き直すと定着しやすくなります。

類似の問題

同じ分野・タグや問題文のキーワードが近い問題です。解き直しや確認に使えます。